星に向かって吠える

知らないことを知っていく驚きと喜び‼️

今ここにいること

そしてレナード・ジェイコブソンさんが一番伝えたいのは、『今ここにいること』。これは、昔からずっと語られるとても大切なもの。『いま、ここにいること』は、そりゃあ、本の題名にもなっているからね〜。スピ系の発信者はみんな言うよね『イマココ』。

ところが、『ここにいないこと』は、肉体持ち😁にとっては大得意。それは生き残りに関わっていることだから。生きていく=肉体を保持すること、の為には、必死でどうしたら生き残れるかを探っていくこと。行動しないでそれを常にやるには、過去と未来を使う。つまり、過去の失敗や成功を常に把握して失敗しないように、そして未来にこうなるかもしれない予想を立てて、その対策を立て続けること。これ、やっているはず。

だから、「ここにいること」って、なにか良くわからない、と言っても良いかもしれないな。「こうなったらまずいな、怖いな」「あのときはこうだったから、また同じことが起きないように気をつけないと…もっと悪いことが起きたらどうしよう…」常に怖れベースで生きている。いつも頭の中はそればかり。あるいは過去の楽しかったこと、栄光を振り返り続けて、今の自分から逃げている。なんだかな~😢

今流行りのマインドフルネス(私は上手く出来ないのでよくは知らないけど)みたいなことを勧める人は多い。「体の感覚に、耳に聞こえるものに集中する。マインドを鎮める。」みたいな感じ。レナードのセミナーでやってみた時から、一分も持たないんだよね。で、あってないんだと思う😂

実際、じっとしているのは苦手だけど、今にいることは出来そう。アスリートなら走ることや足場に気をつけながら山に登るとか。料理だって、掃除だって、片付けだって、車を洗うことだって、そこに集中すればマインドフル。その感覚はわかると思うけど、なにかやっていても頭が、つまり、思考が過去か未来に行っていたら、ここに居ないこと。過去と未来に常にいたら、グラウンディングだって出来てないだろうし。だから最近の、願えば叶う風のスピスピはここにいないって感じ満々な気がする。上手に使えば良いのだろうけどね。

『今ここにいない』ことは、エゴという言葉や観念に関係してて、エゴや思考は肉体と深い関係がある。人間であることはどういうことか、もう一度はっきりいうと、魂=本体が肉体を借りて地球上で物理的に活動することだとおもう。肉体は死んだら終わり、でも、本体の私達は不滅の存在なんだよ、って、そこんとこ、おさえておかないとね。普段は忘れているけど。

ただ、肉体がないと私達は成長も進化も出来ないようで…我々は二つの現実を股にかけながら、不滅の存在として生きているんだね〜すごいですよぉ。まずはここ必須。だから、使わせていただいていることを身体に感謝して、メンテナンスもちゃんとやらないと、魂のやりたいことを達成することは叶わないと思うべし。

『今ここに居ること』について、レナード・ジェイコブソンさんがどう言っているかについては、本でもFacebookでも知ることができる。例えば…

☆☆☆

『…しかしながら、恐れ、批判、欲望、執着を持って生きていると、あなたは「今この瞬間」を決して完全に体験することもできず、また「今この瞬間」が放たれることもありません。これがあなたを自身の内面に蓄積している過去に導き、あなたはマインドの世界に吸い込まれていくのです。 

 過去と未来に入り込み、あなた自身の思考に没頭すると、あなたは「今この瞬間」から切断されます。あなたは過去の記憶と未来の想像によって限定されてしまうのです。

もはや個性はその普遍性を表現することなく、あなたは時間の世界の中で一つのエゴとして機能しています。あなたは全ての過去の痛みと制限を含んだ記憶する過去の中で生き、それを想像する未来に投影しています。もはや人生の真実の中では生きていません。

あなたは形態と中身を超えた純粋意識という、永遠なる実在として出発しましたが、思考、記憶、感情、観念、概念、意見、信念の複雑な迷路の中に入っていき、現在そこで迷っているのです。

マインドの世界でさまよっている時のあなたは、私的な意識で一つのエゴとして機能しています…

目覚めるには あなたがマインドの中でさまよい、一つのエゴとして機能しているあらゆる点を、意識まで浮上させなくてはなりません。エゴがあなたをエゴの分離した世界に惹きつける、あらゆる点を、意識まで浮上させなくてはなりません。…』

『今この瞬間の旅への旅』から〜

☆☆☆

本読んでも、ぜんぜ〜ん意味はわからなかった。今は自分ならこう言うかな。まずは過去と未来に行っている自分の思考に気がつくこと、それを俯瞰して見られるようにしてみよう。まずはここから〜という感じで、悟りという言葉に関する私の旅は始まっていった。